3月15日オープニングコンサートを前に
関西音楽史上間違いなく、かつてなかった大イベントでした。
当時はクラシックというと皆から『高貴な趣味やね』『どんな服着て行くの』というような、そのような世の中でしたので万国博が国家的な行事であった為、相手国の協力が与えられて6ヵ月に延ぶクラシックのこの大イベントが実現したのだと思います。(181日間で103回の公演なので1日おきに半年間公演が続く感じ)
ただ満員になったのは、ベルリンフィル、クリーブラント管弦楽団、レニングラードフィル、ニューヨークフィル、リヒテルの5公演だけでした。
もう時効だと思うので書きますが、、、
その他の公演は空席が多く、半数ぐらいしか入っていない公演も多く、その為か何人もの人が席を移動して聴いていました。
学生の私も当然その1人に入っていました。ほとんど自分の席で聴いていなかったと思います。
尚、この1970年はベートーベン生誕200年の年にあたったために大阪万博終了後、大阪国際フェスティバル協会主催で11月8日から12月10日まで大阪市立博物館で『ベートーベン展』が開催されていました。
ベートーベンハウス所蔵のベートーベンの晩年に使用したグラフピアノによる演奏のソノシート
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