2025年4月13日から始まる大阪関西万博。
それを遡ると55年前の1970年3月15日から大阪万博が始まりました。
私にとって1970年の大阪万博は千里中央の会場そっちのけで、
中之島のフェスティバルホールで3月15日から始まっていた
大阪万博クラシックに通い始め、夢のような半年を過ごしました。
各公演会のプログラム
各公演会のチラシ
2025年の大阪関西万博を機に1970年3月15日から9月12日までの
クラシック公演の半年の思い出を6ヵ月間に亘り、ブログを書いていこうと思います。
1970年当時、歯科大生で21歳。
現在もクラシックを聴くのが唯一の趣味の歯医者です。
音楽の友社発行の万国博の音楽家
1970年は今日現在のように近辺のホールで同じ日に
違う海外オーケストラのコンサートが開催しているというようなことは
当時は思いもよらなかった時代です。
1970年は日本のクラシック界に数十隻黒船が来航した年でした。
日本のクラシック界の夜明でした。
千里の万博会場で初めて外国人を見たという人が多数いた。
そんな時代です。
万博中のクラシックの大イベントが新聞で発表されてからは
(友達たちの多くは大学の休みは旅に出ていましたが)
私は夏休み、冬休み、春休みの全てを一日中
大阪市淀川区にあるリボン食品株式会社のベルトコンベヤーの前で
出来上がったマーガリンの梱包作業のアルバイトをひたすらしていました。
1年後の万博クラシックのチケット代を得るために。
新聞一面に出ている来日の演奏家の活字を見て夢は拡がるばかりで
アルバイトに励みました。楽しかったです。
1970年大阪万博のクラシック催物総合プログラム
1970年大阪万博クラシックの催物総合ガイドの英語版と日本語版
万博入場券大人400円とクラシック料金表
ちなみにベルリンフィルは1,800円から4,800円
第九の日だけは1,000円アップでした。
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